神経伝達物質代謝マーカー
有機酸検査より画像のような神経伝達物質の代謝がわかります
私の場合、ドーパミンからノルアドレナリン、エピネフリン(アドレナリン)と代謝される際の酵素が阻害されているため適切にそれらが生成されていないとの事
更にトリプトファンからセロトニンが生成されるのですが、図に記載されている通り、免疫刺激、ストレス、感染による影響から適切にセロトニンが生成されず、キノリン酸が多く生成されてしまっています。
キノリン酸はアミノ酸トリプトファン由来の有機酸で、高いレベルでは神経毒にもなります。
キノリン酸のような興奮毒性物質は神経細胞を刺激しすぎるため、 その細胞が死滅することもあります。
キノリン酸によって起された脳毒性はアルツハイマー病、自閉症スペクトラム障がい(ASD)、ハンティントン病、心臓 発作、認知症、うつ病、HIV関連の認知症や統合失調症にも関与していると報告されています。(California Nutrients, Inc.HP)
腸は第2の脳と呼ばれる程重要な臓器の1つです
もし本当に腸内環境を整える事で神経伝達物質の代謝が正しく行われ、脳機能が正常化するのであれば、チック症・トゥレット症(トゥレット症候群)にも効果があるとどうしても期待したくなります
しかしながら一方で明確なエビデンスが示されていないのにも何か理由があるのか、私が調べきれていないのか
少なくとも半年以上、長期的な治療が必要な為、必ずしも栄養療法で改善したと断言するのも難しいのかも知れません
栄養療法(分子栄養学)に成功し、来年皆さんと笑ってお話出来ている事を期待したいですね^^