音声チックの改善方法『呼吸法』のポイント③

▪呼吸法が上手く行えない時、筋弛緩法を行ってから呼吸法にトライして下さい

筋弛緩法だけでなく、ストレッチや整体、筋肉が硬くなっている部分(特に呼吸筋、首筋)を揉みほぐす事で呼吸法の効果が上がります。

そういう意味では整体、鍼灸なども間接的にチックに効果を出せるのだと私は思います。

認知行動療法の成功のポイントの1つとして、体調を一定にする、安定させることがとても大事

とはいってもチックの波を安定させるのは難しいですよね?ですからチック以外のことを安定させましょう。

毎日できる限り同じリズムで生活し、日中は太陽の元で体を動かし、バランスのとれた食事、夜はしっかり寝る、寝る1時間前のスマホやPCの操作、ゲームなどはなるべく控えましょう、脳が興奮し入眠が悪くなります。

症状が悪い中でも安定させる事で呼吸法のコツを掴みやすくなります。

▪基本的な呼吸法のポイントは

①早くなりがちな浅い呼吸を意識してゆっくり深く行う

②力を抜きリラックスする

呼吸法には「静」と「動」があります

リラクゼーションの呼吸法は「静」つまり家などリラックスした状態、リラックスした姿勢で行うもの。

日常生活、学校や職場などでは「動」の呼吸法を使えるようにならなければなりません

その方法はまた後日、呼吸法をマスターするには日々トレーニングあるのみです。

※チック症・トゥレット症(トゥレット症候群)の音声チック(発声・奇声・叫び声・汚言症等)は呼吸法で改善できる!!