チック症状の為の栄養療法/シュガーフリーについて
検査により、カンジダ菌が増殖している事が判明した場合、カンジダ菌の餌となる糖を制限する必要があります。
カンジダ菌が増え過ぎると腸内環境を悪化させ、神経伝達物質が正しく生成されません、更に体内、脳内の炎症の原因となります。
また、糖の過剰摂取は血糖値を急激に上昇させ、脳が興奮し、チック症状を悪化させるともいわれています。
【 甘味料の種類 】
▪白砂糖(上白糖、グラニュー糖、ザラメ、三温糖)は、高度に精製された糖。
▪異性化糖(ぶどう糖果糖液糖、果糖ぶどう糖液糖、果糖液糖)は、コーンスターチを原料に酵素処理し、高加工された糖。
▪人工甘味料(アスパルテーム、アセスルファムK(カリウム)、ネオテーム、アドバンテーム、スクラロースなど)
上記の甘味料は、血糖値を急上昇・急降下、カンジダ菌などの悪性菌の繁殖、循環器系への影響、慢性炎症などを助長させるものです。
※人工甘味料にはエネルギーはありませんが、血糖値を上げ、体内環境に影響を与えます。
従ってシュガーフリーを行う際はこれらの甘味料を避ける、当然ながらお菓子やスイーツ、ジュースは勿論のこと、様々な調味料、お惣菜などの中食、外食にも十分に注意する必要があります。
使える甘味料はラフィノース100(フラクトオリゴ糖)ビートオリゴ糖(甘みは少ない)、ステビア(砂糖の数百倍の甘み)、本物の蜂蜜(混ざり物のない)、キシリトールなど。これらの甘味料は血糖値を上げず、カンジダ菌の餌になりません。
※現在、栄養療法食事療法がチック症・トゥレット症(トゥレット症候群)に効果があるのか検証中、状況は随時ブログに投稿致します。