音声チックの改善方法『呼吸法』のポイント⑥
これまでTSブログを拝見して下さっている皆様
「呼吸法がなかなか上手くできない」
「本当に改善するの?」
と思われている方もいらっしゃると思います。
呼吸法はじめ行動療法は、毎日のトレーニングの積み重ねです、日々の努力なくして改善はありません。
そして一番初めが最も大変です
しかしながら徐々にそのトレーニングは楽になっていきます。
厳密にはトレーニングが楽になるのではなく、練習するにつれ、音声チックの前駆衝動を鎮めるコツを掴んでくる、そして間違った脳機能の習慣を少しずつ取り除き、新たに脳機能(習慣)を再構築するため、徐々に前駆衝動の回数、その強さが軽減していくからです。
先ずは前駆衝動を掴む事
ターゲットにするチック症状の8割がたの前駆衝動を察知する事が出来れば、その都度呼吸法行いチックの衝動を鎮めましょう。
しかし最初から全ての前後衝動に対し呼吸法を行うのはとても大変です。
初日は前駆衝動を3回鎮める、2日目は30分の間に発生する前駆衝動の全て、3日目は60分間などと少しずつハードルを上げて行きましょう。
その為にも先ずは、前駆衝動を1回でもいいから鎮める事、何分かかっても諦めないで下さい。
TSブログを書いている私は難治性トゥレット症当事者でした、私自身も最初は試行錯誤の末に呼吸法をマスターしました。
その経験から今は呼吸法や行動療法のやり方を当事者に指導しています、そして改善させてあげることが出来ています。
音声チックの前駆衝動を一度でも鎮めることに成功したら、そこからあなたの人生が変わります。
※チック症・トゥレット症(トゥレット症候群)の音声チック(発声・奇声・叫び声・汚言症等)は呼吸法を行えば自分で改善できる!!