トゥレットの包括的認知行動療法(CBIT/ハビットリバーサル・呼吸法)の感想/東京都在住30代男性
2020年10月末よりトゥレットの包括的認知行動療法(CBIT/ハビットリバーサル・呼吸法)のオンラインセッションを受けている、東京都在住30代男性より当会の認知行動療法を受けた感想を頂きました。
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Q.セッションを受ける前のチックの種類や状態を教えてください。
A.チックの種類…音声チック、頬を叩くチック、首振りチック/チックの頻度…1日のうち声は50回位、頬うち100回位
Q.セッション開始4ヶ月後の現在のチックの状態を教えてください
A.ほとんど改善されました。
Q.トゥレットの包括的認知行動療法を受けた感想を教えてください。
A.大変に良かったです!拮抗反応と呼吸法は始めは難しかったが、徐々に楽になった。谷さんのセッションを受けなければ今の自分はないと思う。
Q.チック・トゥレットでお悩みの方にご自身の経験から何かアドバイス出来ることがありましたらお答え願います。
A.是非1回、セッションを受けてみて下さい!
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セッション開始時(10月末)の頬打ちチックの前駆衝動(Premonitory urge)の強さは最大値の10/10、首振りチックは8/10
※前駆衝動とはチックが起こる前のムズムズ感の事をいい、その衝動の強さをSubjective Units of Discomfort Scale(SUDS)不快感尺度の主観的単位を使い10段階で表します。従って記載している数値の感覚は個々に異なります。
主要セッション終了時(2月末)の頬打ちチックの前駆衝動の強さは3/10、実際に出るチックの回数は1日に0~1回、首振りチックの前駆衝動の強さは1/10、首振りチックもほぼ出ません
音声チックは1月末よりターゲットにし、現在その前駆衝動の強さを5/10から3/10に軽減、1日数回レベルまで改善させてあげることが出来ております。
頬打ちのチックが主なお困りの症状であった為、そのチックをメインターゲットととしセッションを行う事で、首振りチックの拮抗反応を使わずとも首振りチックは自然と改善されていきました。
音声チックに対してはこれまでも当会が推奨している『呼吸法』を行うことにより改善しています。
呼吸法は呼吸に意識を集中させることがとても大切です、簡単なやり方としては、ゆっくりと上半身全体で「Deep breathing(深呼吸)」してください。
トゥレットの包括的認知行動療法(CBIT/ハビットリバーサル・呼吸法)とはチックを管理・コントロールし、チックと上手に付き合っていく方法の1つです、認知行動療法のセッションをご希望の方はtourette.jp@gmail.comまでご連絡下さい。