日本チック行動療法研究会を立ち上げました。
この度、臨床心理士や公認心理師などの専門家と共に、日本チック行動療法研究会を立ち上げました。トゥレット当事者会の代表も研究チームのメンバーとして参加いたしております。
トゥレット当事者会の代表である谷は、海外で行われているチック症・トゥレット症に対する専門家向けの行動療法(認知行動療法)のトレーニングに参加し、そのライセンスを取得しています。
欧米では、チックの治療法として、行動療法を推奨していますが、日本国内では、チックに対する行動療法の普及が欧米と比較して遅れています。現在、チックに対して効果が立証されている行動療法として、ハビットリバーサルトレーニングを中心に行う、チックの包括的行動的介入/CBITと、暴露反応妨害法/ERPがあります。日本チック行動療法研究会では、専門家と共に、より良いチックの行動療法を研究し、日本国内への普及を図っていきます。現在、日本チック行動療法研究会の代表には、臨床心理学、発達臨床心理学をご専門とする某大学の先生が務めてくださっております。当面の間は、当事者会のHP等を利用し、研究会に関する情報を発信させていただきます。多忙のため、ブログやSNSを更新出来ておりませんが、今後も当事者及びそのご家族のQOL向上のため尽力して参ります。引き続きご支援賜りますようお願い申し上げます。